マルイシ工場見学~織機編~
どういうところで作っているの?生地のことをもっとよく知りたい!
お客様からそんなご要望がありましたので、工場写真で少しでも生地のことを知って頂ければ、と思います!
タテ糸が巻いてある"ビーム"というもの。1.5mくらいあって鉄でできています。
織りやすい様、糸には糊がびっしりとつけてあります。
こちらではヨコ糸を巻いています。
大きな糸の塊をこうやって小さなものに巻き直します。
これは機械に織り柄を伝える役割の"カード"を作るための機械です。
現在では、アナログだけでなくデジタルのデータもありますが、古いビンテージの織機を使う場合は今も職人が手打ちでカードを作っています。
カードを装着した織機。
複雑な織りになればなるほど、カード枚数が多くなります。
この織機はジャカード織機といって、かなり複雑な柄も表現できる織機なので、なが~くカードがつながっています。
実際に織っているところ。
鉄の棒、一本一本に糸が通っています。機械で糸を通す方法もあるのですが、今も人の手で一本一本丁寧に通しています。
こちらがジャード織機の全体像。とっても大きな機械なんです。
心臓部は上の鉄の塊。修理のときは上に登って修理するそうです。
以上で工場見学終了です!
まだまだいろんな機械があるんですが、それはまた次の機会に致しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
当店では家庭用ミシンで、だれでも楽しく縫える
そんな布地を生産しています。まずは縫う楽しさを感じてくださいね。